寝具のなるほど活用術『ダウンケット(夏用羽毛ふとん)も簡単に捨てないで!』

 

羽毛ふとんは中身の量(ダウン量)で使える季節が変わってきます。

 

 

一般的に羽毛ふとんと言われるのは冬用でシングルサイズで通常1.3kg入ります。マザーグースなどの質の良い羽毛は1.2kgとか1.1kgとか少なくなります。

 

 

ただし、近年は羽毛の原毛が高騰してきたので、価格を抑えるために昔より少なく入れるメーカーが多いですね。業界最王手の西川産業の羽毛ふとんでもほぼそうです。

 

これから冬用の羽毛ふとん購入を検討している方は羽毛の質だけでなく、羽毛の量である「ダウン量(詰めもの重量)」もしっかり注意しましょう。もっともダウン量は多ければ良いとは限りませんし、大事なのは使う人と使う環境に合うかどうかです。少ない方が良い人もいます。

 

 

冬用があるのでもちろん春秋用と夏用もあります。寝具業界で春秋用は「合掛(あいがけ)」、夏用は「肌掛(はだかけ)」もしくは「ダウンケット」と呼び区別しています。上の写真の左から順に夏用ダウンケット、春秋用合掛、冬用です。ほぼ同じ品質の中身を使っていて同じ畳み方をしています。これだけ膨らみが違えば当然保温力が違います。

 

ちょっと昔の景気の良かった時代は「婚礼ふとん」という結婚の際に寝具一式を新しく揃えて嫁入りするブームみたいなものがあり、冬用の羽毛ふとんと夏用のダウンケット、それから敷ふとんや枕まで一式セットで販売していました。羽毛ふとんが出回るもっと前は手づくりの綿ふとんで揃えましたね。

 

この時の羽毛ふとんがちょうど今「リフォーム(作り替え・仕立て直し)」の時期を迎えています。この時の羽毛ふとんは中身の質がかなり良い場合が多く、この時の羽毛ふとんを同じ状態にリフォームしようと思うと、側生地も追加ダウンも相応に良いものにする必要があって料金がそこそこ高くなります。

 

その場合、一緒に買ったダウンケットを追加ダウン用として使えば料金を抑えることができるのです。シングルサイズで10,000~15,000円位安く済む可能性もあります。

 

ダウンケットはあまり良い中身を使っていない品もありますので使えるかどうか微妙な場合もありますけど、とにかく簡単に捨てては勿体無いです。ダメ元で使えるかどうか診断しときましょう。

 

 

また婚礼ふとんの場合、使っている方では無くその親御さんが購入している場合も多く、羽毛ふとんの価格(価値)を分かっていない人も多い気がします。「同じ質の羽毛ふとんを新しく買おうと思ったらこれぐらいの価格ですよ。」と、お伝えするとビックリされます。

 

ダウンケットに限らず羽毛ふとんは大切で価値ある資源だと思って簡単に捨ててしまうのだけは止めてほしいです。お使いの羽毛ふとんの価値をきちんと知っておきましょう。羽毛診断だけなら無料ですし、当店は側生地のミシン目をほどいて中身のダウンを直接診ます。

 

お気軽にご相談、お持ち込み下さい。予約も要りませんよ。

 

by sleepdesigner:圭(睡眠健康指導士・ダウンプロフェッサー)

 

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