今朝のニュースで夏の快眠法について特集がありましたが…

今朝、テレビ朝日のモーニングショーで夏の快眠法に関する特集がありました。

 

 

ちょっと補足したいと思います。

 

まず、冷却枕と冷却シーツについて。

 

これらのグッズは深部体温を下げません。ここまでは断言してくれましたが、それじゃあどうしたら良いのかが欠けていました。と、言うよりスポンサーの関係もあったのでしょう。明言が出来なかったのだと思います。

 

寝具の専門家に言わせれば、快眠したいなら使う必要は無いと言い切ります。ニュース内でも話していたエアコンの使い方を実践すればシーツや枕に冷却機能を求めなくて良いですしね。

 

快眠したいのに深部体温を下げるのを妨げるグッズをわざわざ使う理由は無いです。深部体温を下げる為に行うのが発汗ですけど、それを助ける綿のシーツや綿の敷パッドを使って下さい。特に夏用が欲しいならワッフル織りのシーツや綿ではなく麻のシーツ、楊柳やしじら織りの敷パッドがオススメです。

 

 

次にゴールデンタイムについて。

 

22時~2時の間を睡眠のゴールデンタイムなんて表現しますが、これは睡眠神話の1つです。ニュースで話していた通り確かに間違っています。ただ、ニュースでは入眠から3時間以内が本当のゴールデンタイムと話していましたが、これも正確ではありません。正確には徐波睡眠(ノンレム睡眠の第3第4ステージ)と呼ばれる時間に成長ホルモンの分泌が集中しますので。

 

徐波睡眠とはいわゆる深い睡眠の事です。(この深い浅いという表現もあまり正確では無いのですが、イメージしやすいので使わせてもらいます。)

 

つまり、単純に寝て3時間以内に成長ホルモンが分泌するとも限らないのです。しっかり質の良い睡眠を取らないとダメなのと、この徐波睡眠は年を取ると発生しにくくなります。私個人の意見としてはゴールデンタイムと言う表現自体が不適切な気がします。

 

 

最後に早寝早起きについて。

 

早寝早起きは体に良くないみたいなニュアンスの発言があり、コメンテーターの方が文部科学省が推奨している「早寝早起き朝ごはん運動」の話に触れていらっしゃいました。この運動の一番の目的は子供の睡眠時間確保です。子供の健全な発育の為にしっかり睡眠時間を確保しましょうという目的の為のキャッチスローガンです。

 

文科省が推奨する様に子供は早寝早起きした方が良いですからね。(体のメカニズム的に正確に言えば早起き早寝ですけど。)

 

無理やり早寝早起きしなくても良いのはお年寄りです。そして肝心なのは、人は年を取れば必要な睡眠時間が少なくなるという事実、お年寄りが子供の様にグッスリ眠りたいと思っても普通の生活のままでは難しいという事実です。

 

年齢や性別、体質に応じた的確な睡眠。適切な方法があります。この手の話の際は誰に向けた情報なのかをしっかり確認しましょう。

 

 

朝のニュースの限られた時間ですからね。解説する方もちゃんと話したくても話し切れないのでしょう。

 

それでも制限がある中で冷却枕やシーツが深部体温を下げないと話してくれたのは良かったです。

 

何度も書いていますが、夏の快眠には触ってヒンヤリではなく「寝汗スッキリ!」が大切ですよ。

 

by sleepdesigner:圭

 

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