2017年

2月

14日

快眠アドバイス『自分に合った枕選びのポイントは“自宅で何に”寝ているか』

 

 

なかなかコレだ!っていう枕に出会わない。


今まで枕を何個買ったか分からない。


大金を払ってオーダーメイドで計測までして自分の枕を作ったのに合わない。


そんな枕に関するお悩みを持つ人はまだまだ多いようです。先月の住まいるフェスタでも枕に対する質問をたくさん頂きました。


今回は改めて自分に合った枕の選び方を解説したいと思います。


枕フィッティング


さてさて、それではブログのタイトルをもう一度確認してみましょう。


【 快眠アドバイス 『自分に合った枕選びのポイントは“自宅で何に”寝ているか』 】


ずばり、枕選びのポイントは「“自宅で何に”寝ているか」です。実際に使っている敷寝具(敷ふとんとベッドマットレス)が重要なのです。


敷寝具にどれぐらい体が埋まるかで、適切な姿勢を保てる枕の高さは変化します。枕選びは体の計測だけでは不十分であり、敷寝具との関係性に注意しながら行うのが鉄則なんですね。


まずはお店に行く前に「自分がどんな敷ふとんやベッドで寝ているのか」を確認しましょう。購入はいつか、何年位使用しているか、素材は何か、出来ればぜひ写真を撮って下さい。写真があるとお店サイドとしては非常に助かります。


敷ふとんの場合、可能であれば品質表示も撮ってきて下さい。


ビラベック品質表示


購入した敷寝具と同じモノがあるお店だとスムーズですね。当店の場合、マニフレックスとかボディドクター、手づくりの綿ふとんを使っている方の場合は話が早いです。


そして店頭で実際に使っている敷寝具の状態と同じか近い場所を探し、そこで「試し寝」です。


ボディドクター


試し寝の際は身体に負担をかけない最も自然な姿勢が「仰向き」なので、まずは仰向きからです。


ちなみに枕の素材は好みの感触で構いません。


ただし、低反発素材はオススメしません。姿勢を保持できないのと、動きにくい素材だからです。それからポリエステルわたは耐久性に乏しい事を承知して下さい。


枕の吸湿性は枕パッドなどで補えますので、天然素材に固執する必要はありませんよ。


枕形状


枕のカタチも、首をしっかりサポートする頸椎安定型、もしくは首に圧力を掛けないフラット型については呼吸のしやすさ、首への圧迫感を目安にしましょう。日本人の骨格はフラット型の方が合うみたいです。特に肩に筋肉の少ない女性やストレートネックと言われる方はフラット型の方が楽だと思います。


さて、話を姿勢に戻します。


枕寝姿勢1


仰向きの時に、横から見てそのまま90度回転させるとキレイに直立しているかの様な、真っ直ぐな姿勢かどうかを見ます。


枕寝姿勢3


枕を中心とした顔や首の周辺に焦点を合わせると、目線がほぼ真上になっているかを確認します。


枕部分に焦点


厳密には前方に5度傾くとか言われますが、その辺は大体で良いと思います。5度なんて正確に測ろうと思っても簡単に出来ませんから。恐らく人によって角度も変わるし、極端に顎が上がっていたり、喉が詰まっていなければ良いと思います。


枕のカタチの時もそうですが、本人の感覚を確認しながら呼吸が楽だなと思える姿勢かどうかで判断しています。


それでは次に「横向き」です。通常、人は睡眠中に20~30回の寝返りをうちます。うたない睡眠は正常ではありません。起きた時に体のどこかに「痛み」や「コリ」というサインが出ている場合、寝返りが適切にうてていない可能性が高いですね。


枕寝姿勢2


この横向きが実にクセモノなのです。枕が合わない方の多くが仰向きと横向きの両方の姿勢でピッタリくる枕が見つからないと悩んでいたりしますよね。


仰向きで枕を合わせた場合、大半が思っている以上に低い枕となります。そのまま寝返りを行って横向きになり、肩が邪魔して寝姿勢が変になってしまう。肩が窮屈に感じる。首が変に曲がる感じ。そんな違和感が無ければその枕でOKです。


もし、そんな違和感があれば何らかの問題がある事は分かりますよね。ここで注意したいのが、問題の本質が「枕とは違う部分」にある事なのです。


枕じゃない


問題の本質は「肩が沈まない硬すぎる敷寝具」です。


敷寝具が硬すぎると肩は沈みません。敷寝具がこの状態では枕を合わせるのは非常に困難なのです。


本来敷寝具は体を包むボリュームと弾力が必要であり、もちろん寝姿勢を保つサポート力も必要になります。研究の進んだ現代では敷寝具は硬い方がイイは誤った考えとなっています。ちゃんとした敷寝具選びについては下記の当店Webサイトをご確認ください。

当店Webサイト内 ⇒ 『グッスリ眠れる寝具選び』


それでは枕に話を戻します。もう一度横向きの姿勢をご覧下さい。先ほども見た下の写真です。実はちょっと首が変に曲がっているのが分かりますか?


枕寝姿勢2


下の写真は敷寝具を良い状態にした横向きの姿勢です。枕は同じですよ。首周辺の姿勢が自然な状態に変化したのが分かるでしょうか?


枕寝姿勢4


この肩が沈む感覚は実際に体験すると良く分かります。首周辺だけではなく、体全体が非常に楽です。もちろん仰向きの時も、特に腰が楽に感じると思います。是非、体感して下さい。


ちなみに、仰向きと横向きの両姿勢に対応する枕として両サイドの高さを上げる様な形状もあります。下のイラストの様な形状です。これは極端に高さの差があると寝返りがうちにくい為気を付けましょう。


枕構造


当店の場合、セミオーダーメイド枕でこの様な部分的調整が出来ます。寝返りのしやすさを確認しながら極端に高くならない様に対応していますが、原則は敷寝具の改善をオススメしています。


自分は枕が合わないと感じていても、その根本的な原因が別にある可能性も充分にあるのです。枕選びの際には、他の可能性もあると頭に入れておきましょう。


枕の悩み


なぜ枕を合わせたいのか。そもそもの理由をハッキリさせておくのも良いでしょう。例えば寝つきの悪さが理由なら、その原因は枕以外にも考えられます。光の浴び方や手足の冷えなどですね。


もちろん悩みは特に無いけど、その方がカラダに良さそうだからって考えるのも間違いではありませんよ。


では、今回のまとめ。


正しい枕選びは敷寝具との関係性を考えて試し寝をし、仰向きを基本に横向きの姿勢も確認しましょう。


もし敷寝具を替えることになれば、枕選びは仰向きの姿勢確認に戻ります。敷寝具を良い状態に整えてから自分に合った枕選びをする事が正しい順序と言えます。


ご不明な点がある方、もう少し詳しく知りたい方はお気軽にご相談を。


■関連ページ

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当BLOG ⇒ 快眠コラム 2013年5月12~14日更新
『10、枕がなかなか合わない理由① ~敷寝具編~』

『11、枕がなかなか合わない理由② ~冷え編~』

『12、枕がなかなか合わない理由③ ~光編~』

当店Webサイト内 ⇒ 『オリジナルセミオーダーメイド枕』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス『寝具は快眠を支える要素のひとつ』2016年6月26日

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス『敷ふとんは硬い方がイイという誤解』2014年10月28日

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス『高齢者と低反発素材』2014年6月20日


by sleepdesigner:圭


◆その他の快眠アドバイス ⇒ 〔http://ameblo.jp/sleepdesigner/entry-11902557375.html

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