2016年

7月

05日

快眠アドバイス『熱帯夜は電気の力で寝室の温度と湿度も整えましょう』

 

 

7月になっていっきに暑くなりました。


暑くて眠れない為、涼感のある寝具を求めてご相談にいらっしゃる方も多くなってきました。


その際に当店がオススメする寝具は『麻』を使った寝具です。


麻は植物の靭皮(じんぴ)をもとにした繊維です。靭皮とはざっくり言うと植物の茎です。


茎の断面を想像してもらえれば分かりやすいと思いますが、麻はストローの様に空洞になっています。この構造のおかげで熱伝導率が良く、人間が触れた際の熱を素早く外に放出することが出来るため、触るとサラッとした感触を持っています。


使用する空間の環境次第では相当なヒンヤリ感も得られますね。


また、麻は綿よりも人間とのお付き合いが長く、日本では古くから夏の繊維として重宝されています。


本麻敷パット洗浄後
※洗浄後の本麻ラミー敷パッド 表生地:麻100%、詰め物:麻100%
 価格:Sサイズ17,800円(税込)


ちなみに、当店は接触冷感をうたう化学繊維が原料の寝具は扱いません。


夏の眠りを快適にするためのポイントは肌触りの冷たさではなく「汗をしっかり吸収するか」が重要だからです。化学繊維の寝具では充分に汗を吸収することが出来ないため、使っている内にムレて気持ち悪くなり眠れなくなるからです。


夏は麻が一番のオススメですが、価格の点から「綿」、肌触りの点から「シルク(絹)」でも良いです。要するに「汗を吸収する能力『吸湿性』のある『天然素材』の寝具を使いましょう。」という事です。


■関連ページ(過去記事)

BLOG ⇒ 快眠アドバイス『寝具の肌触りに騙されてはダメ』2015年6月14日

BLOG ⇒ 快眠アドバイス『接触冷感素材について』2014年7月17日

BLOG ⇒ 快眠コラム13「夏の眠りは湿度が決め手」2013年6月27日


ただし、これらの天然素材の寝具をつかっても「寝室の環境」が悪い状態では効果は半減します。


熱帯夜でも快適に眠るためには、適切な寝具と同時に『寝室空間を適切な状態に整えること』も必要なのです。


日本の暑い時期における推奨の寝室環境ですが、寝室の温度が「26℃」、湿度が「50~60%」と言われています。これは日本睡眠教育機構が推奨している数値で、下の写真「睡眠検定ハンドブック60ページ」に明記されています。
 

睡眠検定ハンドブック


熱帯夜に、この寝室環境を求める場合は「エアコン」や「扇風機」などの電化製品の力を借りなければなりません。


寝具の力にも限界はありますのでムリはせずに「電気の力」も上手に活用して下さい。


電化製品


電化製品を活用する際に気を付けて欲しいのは「使い続けないこと」です。


夜間睡眠の前半は体温が下がっていくので推奨される環境を保つ方が良いのですが、後半は覚醒に向かって体温を上げていく必要があるからです。タイマーを活用して就寝後3~4時間で“オフ”にする位が目安でしょうかね。


また、電化製品の“オン”のタイミングも就寝直前ではなく、就寝予定時刻の2~3時間前のタイミングが推奨されています。これは寝室の空気だけでなく家具もしっかり冷やさないと、オフ後に寝室の温度が高まってしまい睡眠を妨害する可能性があるからです。


温湿計


まずは寝室の「枕元」に「温湿度計」を置き、寝室の環境をチェックすることがスタートです。ちなみに上の写真は店内にある温湿度計です。


寝室の温度が「26℃」、湿度が「50~60%」というのはエアコンの設定ではありません。本人が寝ている場所の状態です。温湿度計を枕元に置くのはそのためです。エアコンの実際の設定値は違ってくる可能性もあります。


それからあくまでも「目安」の値です。その人の体質や寝室の構造、使っている寝具の種類などを理由にこの値は変わると思います。私の場合は部屋が狭いこともあってか、温度が29℃でもちゃんと眠れていますからね。


・・・、この推奨値を導き出した研究の際に使用した具体的な寝具を知りたいですね。


何はともあれ、寝室の温度26℃・湿度50~60%を目安に、温湿度計を使って「自分にとってのベストな環境」「ベストな数値設定」を探してみましょう。


by sleepdesigner:圭


◆その他の快眠アドバイス ⇒ 〔http://ameblo.jp/sleepdesigner/entry-11902557375.html

◆ウメナ寝具のWebサイト ⇒ 〔http://www.umena.biz

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