快眠アドバイス『高齢者と低反発素材』

 

 

遠く北関東の方からお電話にてこんなご相談を受けました。


70代のおばあさんが痩せてきて、夜寝ていると体が痛いそうです。ずっと綿のふとんを使っていましたが、症状改善のために低反発マットをまずは通販で購入し、あまり良くならないので次に量販店でも購入したけど結局改善されませんでした。現在は羊毛混の敷ふとんを緊急避難として使っていますが、どうしたら良いでしょうか?


という内容でした。


アドバイスとして、


低反発素材は寝返りが非常にしにくい素材です。特にご高齢の方は力も弱くほとんど動けなくなってしまいます。体圧分散という点に関しては優れた素材かもしれませんが、寝返りがスムーズに出来ない素材は寝具としてはNGなので、低反発素材を高反発素材に代える事をご提案しました。


また、その場合の注意点として麻や綿の天然素材の敷パッドを併用しないといけないこともお伝えしました。メーカーは吸湿性や通気性をうたいますが、実際の感覚としてムレを感じ寝苦しいので必要です。


それから使っていた綿のふとんは打ち直しをしないまま使ってきたらしいので、そのおふとんを打ち直しすることも代替案の1つとお伝えしました。長年、綿のふとんを使っていると反発する素材に慣れない可能性もありますので。


打ち直し前と後
※左が打ち直し前の状態(いわゆるせんべい布団)、右が打ち直し後の状態
硬い寝具が良いというのは前時代の話です。ふわふわ状態の綿ふとんは寝姿勢、耐圧分散や寝返りという敷寝具の条件を備えた優秀な寝具ですよ。


気軽に来店できる距離じゃなかったので、当店のレンタルサービスが活用できずに残念でしたが、元祖高反発素材ブランドのマニフレックスは東急ハンズやロフトでも試し寝が出来ますので、近くの取り扱い店を探しますとのことでした。


今、低反発素材を寝具専門店で扱う所はほとんどありません。低反発素材が売られるチャネルは通販か量販、一部のブランドショップなど。私の通っているジムでも時々売られているかな。基本的に専門性が薄く対人接客もないチャネルです。


それでも、お客様に使っている寝具を何かと尋ねたり、知り合いと寝具の話をした時も低反発というキーワードが出てきますのでね。メディアの力はまだまだ強大だなと実感しています。


もちろん中には低反発素材を使って良かったという人もいらっしゃるでしょうが、一般的には合わない、良くない方のが多いはずです。先述しましたが特に高齢者の方。それから吸湿性も非常に悪いので子供や男性などの発汗量の多い方も合わないでしょう。


今回の様に遠方からの電話相談も喜んで承ります。


TEL:055-977-2200(営業時間内:10時~19時)


もしくはメールでも結構です。


MAIL:info@umena.biz


睡眠や寝具に関してお困り事やお悩み事があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。


by sleepdesigner:圭


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