メディア連動企画:クイズ「睡眠・寝具に関する身近な疑問」夏の眠りを制するポイントとは…

 

 

静岡県東部地区を中心に発行されている「mydo(マイドゥー)」というフリーペーパーがあります。


明日から発行・お届け予定の6月号三島駿東版には当店の広告が掲載されています。


その広告に下記のクイズを掲載しました。


「寝具・睡眠に関する身近な疑問」
夏の眠りを制するポイントとは…
下の3つの中のどれでしょうか?

①温度  ②湿度  ③緯度



今回はこちらのクイズの答えと解説を行います。




早速、答えですが、


②湿度


が正解です。


皆さんいかがでしたか?


それでは解説に入ります。


人間は深部体温が下がらないと眠りにつけません。深部体温を下げる為、入眠の際に行う行動が発汗、つまり水分を放出し気化熱を利用して体温を下げるのです。それは季節に関係しません。夏でも冬でも同じです。


そして厄介な事に日本の夏は高温多湿。ジメジメとした暑さが特徴ですね。気温が高くても湿度が低ければ発汗がスムーズに行われますが、残念ながら日本ではそうはいきません。


つまり「寝室」も「寝床内(ふとんの中)」も合わせて、発汗をスムーズにさせる為の「湿度コントロール」が夏の眠りを快適にするポイントという訳なのです。


寝室は空気を循環させる、空気の流れをつくる事が大切です。これは「扇風機」を活用しましょう。夜間も窓を全開にして眠れる環境なら良いでしょうけど、昨今は物騒ですからね。


そして寝具と床の間に隙間をつくる事も効果的です。ベッドを使い、そのベッドの下に物を置かないでスペースを空けておくのが理想ですが、日本の住宅事情を考えると少し難しいかもしれません。ちなみに、この場合のベッドは床板が一枚板のタイプでは無くスノコタイプじゃないと意味がありませんよ。


ベッドではなく敷ふとんを床に敷く場合やベッドの下のスペースを空けられない場合はホームセンター等で売っている「スノコ」をマットレスや敷ふとんの下に敷くのが良いでしょうね。値段も手ごろですし、一回買っておけばそう簡単に壊れませんので。


スノコ


それから寝室の湿度と温度が数値で分かるように「湿度計・温度計」も置いてみて下さい。研究機関が発表した目安の数値がありますが、寝室の大きさや体質、寝室に1人で眠るのか複数なのか等、状況次第で眠りやすい環境(数値)は変わります。面倒かもしれませんが、こればかりは自分で探すのが一番ですから。


私の場合は、温度が25℃・湿度60%以上の時は扇風機を使い、温度が30℃以上でエアコンを使います。扇風機は入眠前に2時間タイマーをかけ、エアコンは29℃設定にして入眠予定時刻2時間前から3時間で切れるようにタイマーをかけます。


さて、次に寝床内について、要するに寝具選びについてです。


夏の寝具としてオススメは天然素材の「麻」と「綿」です。


汗を吸い、放出させる能力が高いのと、お洗濯が比較的気軽に出来るからです。ちなみに洗濯をしてシワになったり縮んだりするのは、裏返すと吸湿性がある証拠です。干す時に生地を引っ張って上げると収縮を抑える事が出来ますよ。


この点に関しては洗濯後の見栄えか、寝具の性能か、どちらを優先するかですね。


また、麻と言うとチクチクするから嫌いという人が多いですが、それは恐らく麻袋に使われるジュート(黄麻)を想像しています。麻とは植物から採れる靭皮繊維の総称です。実は麻と称されるものは20種類ほどあります。


寝具や衣料用として使われる麻は「リネン(亜麻)」と「ラミー(苧麻)」です。これらはジュートに比べればチクチクしません。特にリネンの肌触りは驚くほどに滑らかで気持ちが良いです。近年は衣料品としても麻が多く出回っていますので、寝具屋以外でも触れる機会は増えていますよね。麻はチクチクするという先入観を捨てて、まずは触れて確かめてみましょう。


リネン
※リネン100%の生地


それから、昨夏ぐらいから話題となっている化学繊維を使った接触冷感素材ですが、使った人の感想を聞いていると、最初は良いけどスグにムレて暑く感じるという声が多いです。また、春から店頭に並びだすので春に触れた時はヒンヤリしたけど、いざ夏本番を迎えるとイマイチという声も少し聞きます。各社全ての素材がそうだとは言い切れませんが、やはり根本的に化学繊維は吸湿性に乏しいのではないでしょうか。特に価格の安いものは。


ちなみに、接触冷感素材はそもそも麻の中空繊維構造を真似しています。つまり元祖接触冷感素材は天然素材の麻なのです。


麻の感触はどうしても嫌とか、高価なのでちょっと手が出ないという方は綿にしましょう。綿の場合は冷感というより涼感でしょうかね。使うと爽やかな感じです。寝室の湿度コントロールが出来ていれば綿でも充分かもしれません。


逆に寝室の湿度コントロールが不十分で湿度が高い状態ではいくら天然素材でもムレて不快に感じます。


コットンボール
※コットンボール


また、夏用の敷パットや肌掛けふとんですが、側生地だけ麻や綿を使ったものも多いです。しっかり「中綿(なかわた)・詰めもの」まで注意して選びましょう。


品質表示
※製品のどこかにこの様な品質表示のタグが付いています。


後、冬用の掛ふとんとして羽毛ふとんが主流となった今、中身の量を減らして夏用の羽毛ふとん(ダウンケット)も多く出回っています。ただし、日本の羽毛ふとんは吹き出しを防止する為に側生地にダウンプルーフ加工が施されます。この加工が吸湿性を落とします。雪国を除く日本の冬は乾燥しますので、少しのムレが温かさとして感じられますが、先述した様に夏は違います。高温多湿です。


発汗量の少ないご老人や夏でも空調をガンガンに使う様な方はダウンケットでも良いかもしれませんが、原則として当店ではオススメしていません。


夏の眠りを制するポイント、少しは参考になりましたか?


詳しい事はお気軽にお尋ねください。


また当BLOGの快眠コラム『夏の眠りは湿度が決め手』も良ければご覧ください。
⇒ http://ameblo.jp/sleepdesigner/entry-11553469847.html


by sleepdesigner:圭


◆ウメナ寝具のWebサイト ⇒ 〔http://www.umena.biz

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