快眠コラム:手足の冷え対策に「AVA」

 

 

人間は眠りにつく時に内臓を休ませるなどの理由から深部体温を下げようとします。そのために、あえて眠る時は手足の毛細血管を拡張させ、発汗をおこない、放熱を促進させるのです。つまり、眠る直前は深部体温を下げるために、手足の皮膚温を上げるのです。赤ちゃんが眠くなると手足がポカポカと暖かくなるのはこの働きによるものです。

特に冬場、手足が冷えた状態ではその深部体温を下げる働きが上手に機能しません。足が冷たくてなかなか寝つけないという経験のある方は多いと思います。特に運動不足、筋力不足の女性には身に覚えがあるのではないでしょうか。

当然、眠る時に手足の冷えを防止することはスムーズな入眠につながります。シルクや純毛、ダウン等の天然素材を使った睡眠用の靴下などは人気が高いグッズです。ちなみにダウンの靴下の場合は暖かいですが、どうしてもムレますので朝起きるといつのまにか脱げている様な事になるかもしれません。

さて、今回はそんな手足の冷えを防止するために効果的な生理機能をご紹介します。

その名は「AVA(アバ)」。AVAとはArterioVenous Anastomosisの略称で、日本語では「動静脈吻合(どうじょうみゃくふんごう)」と言います。

AVAは動脈と静脈を結ぶバイパスの様な血管のことで毛細血管と比較すると、太さが10倍で血流量が1万倍にもなると言われています。このAVAが開くと、体幹部で暖められた血液が大量に末端に流れ込むので手足の冷えの解消に非常に効果的なのです。

このAVAを開くためのポイントは①「首や体幹部を暖める」、②「リラックスする」、③「規則正しい生活をする」、④「タンパク質を多く摂取する」の4つです。

今回、特に注目すべきは①の「首や体幹部を暖める」です。体幹部には冷たさを感じる部分がいくつかあるのですが、もっとも敏感な部分が「首の後ろの部分」です。首の後ろを中心に体幹部を暖めてあげることで、血管を収縮して熱を体幹部に留めようという働きが緩やかになります。するとAVAが開きやすくなるのです。

冬場になんとなくマフラーやストールなどで首を暖めるのはこんな理由が隠れているのです。

普段から末端冷え症でお困りの方、それに伴う入眠障害で苦しむ方、冬場の冷えで眠れない方、手足を直接暖めるだけでなく是非とも首の後ろも意識的に暖めて下さい。

当店では睡眠用ソックスの他にも真綿を入れたマフラー(2,625円~)や、綿で作ったネックウォーマー(1,680円)などを販売しています。

それから、②のリラックスさせるという点も含めて「入浴」も効果的ですね。15~20分ほどで額に汗をかく程度の湯温を見つけて湯船にしっかり浸かりましょう。


by sleepdesigner:圭


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