2013年

7月

26日

商品たちの物語:益久染織研究所『100年無農薬&手つむぎ』

「商品たちの物語」は当店で扱う商品の秘話やスタッフが実際に使ってみて感じた事を綴っています。


今回、ご紹介する物語(ストーリー)は「益久染織研究所(ますひさそめおりけんきゅうじょ)」という奈良の斑鳩、法隆寺の近くにある糸屋さんについてです。

 

創業を辿ると兵庫の西脇なのですが、阪神淡路大震災をきっかけに現在の奈良斑鳩に移転してます。

 

この糸屋さんの最大の特徴は②つ。「100年無農薬」と「手つむぎ」です。

 

100年無農薬という事はオーガニックコットンということになりますが、オーガニックコットンの定義は農薬や化学肥料を3年以上使用していない農地で、農薬や化学肥料を一切使用せずに栽培された綿のことです。つまり、一度農薬が使われた農地であっても3年間の未使用期間があれば良いのです。

 

益久染織研究所が謳う100年無農薬は正確に言うと「今までに一度も農薬や化学飼料を使ったことが無い」となります。つまり、100年とは「永い間」の比喩です。実際はもっとずっと永い間農薬を使っていません。

 

この様な農地を探して行きついた先が中国の山東省に広がる広大な大地でした。農薬や化学飼料はもちろん、近代的な耕作機械すらも入ったことのない農地です。

 

この農地で栽培される綿は、まさに究極のオーガニックコットンと言えるかもしれません。

 

中国産という表示にはなりますが、それは安い製品を作る為に中国で生産するのとは意味が違います。益久染織研究所は「製品の質」を求めた結果、その答えが中国産だったのです。


そして、100年無農薬の農地で作られるオーガニックコットンは栽培の工程も紡績(糸にする)の工程も、機械ではなく現地の方の人の手によって行います。つまり、昔ながらの手作業、手つむぎというわけです。


当然、手間も暇もお金も掛かりますが、出来上がった綿糸の風合いは別格です。もちろん、出来上った製品にも非常に味があります。当店で扱うようになったのも、私がある年の東京で行われたギフトショーで製品に一目惚れしたのがキッカケです。

益久染織研究所が手掛ける製品には「和紡布(わぼうふ)」というブランド名のタオル類、「あしごろも」というブランド名の靴下類、その他ストールや手芸雑貨なども作っています。当店では今の所、和紡布シリーズを扱っています。


タオルなのですが、いわゆるパイルや起毛させたタオルではありません。どちらかというとガーゼタオルの様な感じです。糸番手の小さい、太い糸で編んだ1重ガーゼタオルですね。

ガーゼタオルの様に吸水性があり、加えて糸が太いので丈夫です。また、手つむぎのおかげで糸の表面に産毛の様な細い綿糸が飛び出しています。この細い綿糸が細かな汚れまで絡みとってくれますので、洗剤や石鹸の量が少なくて済みます。人の肌に優しく、地球にも優しいのです。


スタッフの一毛は化粧落としを、私は健康タオルをお風呂用として愛用しています。特に化粧落としは和紡布の入門としてオススメです。キナリの生地でサイズは20×20㎝、2枚組で682円です。他の和紡布製品と比べるとお得感がありますし、化粧落としとしてではなく、ハンカチ代わりに使ってもOKです。


益久染織研究所の製品はその性質上どうしても同じ様な製品と比べると価格が高いのが欠点です。ハンカチ1枚が800円位します。ただそれに見合うだけの質や意味のある製品だとは思っています。


個人的にはパッケージが可愛いのと、うんちくを語れるという点でギフトとしても重宝していますね。

 

益久染織研究所についてもっと詳しく知りたい方は下記の公式Webサイトもご覧ください。


Webサイトには全国の取扱店も載っています。ちなみに現在静岡の取り扱い店は当店のみのようです。

 


by sleepdesigner:圭

 


★今回取り上げた商品

商品名:和紡化粧落とし2枚組(益久染織研究所)

サイズ:20×20㎝  682円

素材:綿(オーガニックコットン)100%

カラー:キナリ


◆その他の商品たちの物語 ⇒ 〔http://ameblo.jp/sleepdesigner/entry-11524384575.html


◆ウメナ寝具のWebサイト ⇒ 〔http://www.umena.biz

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