快眠コラム:大切な朝食

健康的な生活の為にも、良質な睡眠の為にも、朝食はきちんと食べましょう。

「朝食」は人間に必要な栄養素を摂取するという最も大事な役割と睡眠に深く関わるサーカディアンリズムという生体リズムを正常に動かす役割も持ちます。

栄養という点で、人間は朝食によって前日の夕食以降途絶えていたエネルギーを取り込む必要があります。代謝を活発にして体温を上げ、日中のパフォーマンスを上げるためにも欠かせない行動と言えます。

栄養素別で考えると「糖質」は脳にとって唯一の栄養源であり特に大切です。そんな糖質は睡眠中にどんどん使われて、起きた時には枯渇状態になっています。そのため、朝食で糖質を摂らないと覚醒していても脳が働いてくれないので、午前中のパフォーマンスが著しく低下します。ちなみに、脳は特に大食いで、体重の約2%の重さしかないのにエネルギーの消費量は安静時で全体の18%にもなります。

「タンパク質」は体温を上昇させる役割があって、摂取された約70%が組織の材料となり残りの約30%が体熱に変わり消費されます。これを食事誘発体熱産生と言います。また、タンパク質は睡眠ホルモンのメラトニンの材料にもなります。体温の上昇や、メラトニンの形成に関係することは睡眠との関係性も高いということです。

その他、脂質・ビタミン・ミネラルも身体に必要な栄養素。それぞれのバランスの取れた食事を朝食時に摂取するのが理想です。

ただ、何かと忙しい朝の時間帯に、これらの栄養バランスを考えた食事をとる事が難しい人がほとんどでしょう。出来る範囲からで良いので、まずは朝食を食べることを大前提に実践していきましょう。最悪の場合はガムを噛むだけでも、午前中のパフォーマンスが違います。

生体リズムを正常に機能させるという点では、朝食を含めた「規則的な食事」が大切な役割を持ちます。

毎日ズレてしまう生体時計をリセットし正常に戻すために「朝の光」が大切な要素であると紹介しましたが朝食もその要素の一つとして考えられています。出来る限り毎日同じ時刻に朝食(食事)を取ることで、生体時計を正常なリズムで働かせることが出来ます。

1日の生体リズムが規則正しく動くことは、夜の寝つきから朝の目覚めまでの睡眠全体の質の向上を生みます。それは結果として規則正しい日中生活も生みます。

良い睡眠の為には健康的な日中生活が不可欠と言えますし、その逆に健康的な日中生活を送る為に良い睡眠が不可欠とも言えて、互いに非常に深く関係し合って成り立っているのです。


by sleepdesigner:圭


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