2013年

5月

02日

快眠コラム:朝の光で目覚めスッキリ

朝の目覚めを良くする重要なポイントとして、朝起きた時にすぐに太陽の光を浴びる事を意識しましょう。

人間はサーカディアンリズム(概日リズム)という生体リズムを持って生活しています。このリズムを生み出すのが、体内に内在する時計機構、いわゆる生体時計(生物時計、体内時計)と呼ばれるものなのですが、この生体時計に大きな影響を与える要素が「光」なのです。

現代社会では、電球の発明によって太陽が沈んでからも光の影響を大きく受けます。その為、そのまま放っておくと生体時計が後ろにズレてしまうのです。つまり、だんだん夜に眠れなくなって、朝に起きるのが辛くなるという悪循環に陥るという訳です。この仕組みを睡眠に関する書籍の多くは、分かりやすく生体時計が25時間で進むと表現しています。

朝の光はこのズレた時計を正常な状態にリセットしてくれる大事な役割を持っているのです。

さて、具体的に体内でどんな変化が起きているかと言いますと、これは「メラトニン」というホルモン物質が関係してきます。メラトニンは脳の松果体から分泌される睡眠を誘発させるホルモンで、睡眠ホルモンとも言われています。このホルモンが朝の光によって分泌を抑制されることで、体がスムーズに休息モードから活動モードへと移っていくのです。

夜間に浴びる光は、この逆でメラトニンの分泌を抑制させることで眠気を訪れ難くさせるのです。

この朝に浴びる光の強さとして照度2,500ルクス以上の光が必要と言われています。一般的にオフィスの照明で500ルクス、家庭の居間では100~300ルクスと言われていますので、2,500ルクスという強力な光となるとやはり「太陽の光」になります。太陽の光は、晴天屋外時の照度は100,000ルクス、曇りの時でも10,000ルクスという十分すぎる照度を備えます。朝起きたらまずカーテンを開け、太陽の光を身体いっぱいに浴びることが良い目覚めへの第一歩と言えるのです。

ちなみに、夜間に浴びる光は100ルクス以下でも生体時計を遅らせると言われています。夜間は出来る限り光を浴びない工夫も睡眠全体を考えた時には大切です。

「朝の光を浴びること」は目覚めを良くする大切なポイント。そして「生活における光の浴び方」は睡眠全体の質の改善・向上の為に大変重要なポイント。光を上手に味方につけましょう。


by sleepdesigner:圭


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